読み聞かせで頭が良くなる?

「絵本を読み聞かせると、頭が良くなるの?

だったらうちも読ませたい」

と1歳の赤ちゃんをもつママ友に聞かれました。

もちろん答えはYES!です。

私の息子も2歳まであんなに言葉がでなかったのに

絵本の読み聞かせを始めてから、ぐーんと言葉が発達したのですから。

でもあくまでそれは1人の経験。

親として実感はあるけれども、データ的なことはいえません。

そこで以前読んで参考にしていた本をご紹介したいと思います。

絵本貯金で頭が良くなる!?

こちらです。

「1日7分の絵本で子どもの頭はみるみる良くなる」

作 浜島代志子

作者の浜島さんは

49年間、423万人の親子に絵本教育をしてきた方で

えほん教育協会会長、絵本読み語りアカデミー総長でいらっしゃいます。

中学校教師を経て、ご自身で塾を経営するなかで

絵本のもつ力を感じ、全国で絵本の読み聞かせの普及に力をいれられています。

6歳までに「絵本貯金」をすれば

子どもの将来は安泰!とおっしゃっています。

対話式の絵本の読み聞かせとは?

浜島さんは「対話式の絵本読み聞かせ」を推奨しています。

つまり、絵本を読みながら、子どもに問いかけをするということ。

絵本を読んでいるときに、声をかけたほうがいい、という読み聞かせ方法と

声はかけないほうがいいという読み聞かせ方法があると思いますが、

浜島さんは前者ですね。

しかも、会話でもおしゃべりでもなく「対話」。

子どもの能力を引き上げる、教育方法なのだそうです。

対話をしたほうがいいという理由は、

一方通行の読み聞かせでは、子どもはすぐに興味をなくしてしまうからです。

浜島さんは中学校の教員だったとき、

生徒に物語を「対話」しながら感情をこめて読むこと

他の教科の成績もあげる事実に気づいたそうです。

でも、中学からでは遅い。

幼児期に見につけていれば優秀なこどもが育つのではと考え、

絵本の読み聞かせをする大切さをつたえてきたそうです。

対話式の読み方のポイント

読み聞かせのとちゅうでごっこ遊びをいれる。

「はらぺこあおむし」だったら、

「あおむしくんになってりんごを食べよう」

もぐもぐ。動作をする。

「おいしい?どんな味?」「あまい」

ごっこ遊びができる子は、

主体的にかかわり、行動しているので頭がよくなるのだそう。

「どうしたのかな?」「どこにいくのかな?」

「〇〇ちゃんならどうする?」

など聞いていきます。

答えてくることに対して、正しい答えを求めてはいません。

親も文字を間違えないようによまなきゃいけないということはなく

子どもの年齢によって読み方を自由に変えてよいのだそう。

ポイントはところどころで、子どもに語り掛けること

かえってきた言葉を否定しない、オウム返しにいうこと。

「静かに聞きなさい」とはいわない。

こわいオオカミはすごみのある声でよむ。

悲しい場面は悲しい表情でよむ。

子どもと言葉のやりとりをして、自由に楽しむのが「対話式・読み聞かせ」

各おうちのやり方があっていいのだそう。

ある脳科学者が

表現力豊かに対話式で読み聞かせをする人と

聞き手の子どもの脳の動きをみたそうです。

読み手が子どもに言葉がけをすると、子どもの脳が活発に動くことが

わかっています。

幼児期の絵本が「学力の土台」になる

絵本をたっぷり読んでもらった子どもは

算数でも国語でも理科でも社会でもぜーんぶOKになるそう!

なぜなら、何を尋ねられているか、わかるから。

文章題ができない子は

何を聞かれているのかわからないから、答えようがないのです。

浜島さんは国語と算数の塾を経営されています。

生徒の中に頭は悪くないのに、問題が読み取れない子どもがいたので

絵本の読み聞かせをしてから、問題集に取り組ませました。

すると、すっとできるようになったそうです。

問題に取り掛かる前によむと、頭の回転がよくなるそうです。

その経験から塾では毎回、授業のはじめに読んでいるとのこと。

幼児期から小学校低学年の間に読み聞かせをしてもらってない子は

基本的な力、読解力が不足します。

絵本を読んでいれば、勉強につまづきません。

【読み聞かせでつく力】

・想像力
 目に見えないものを見る力、耳で聞こえないものを聞く力が育つ

・考える力

 豊かな言葉をえることで、豊かな思考力が育ちます。
 考えるときは言葉を使うから。

・創造力

 物語を通して、創造する力が身につきます。 

【すべての学力の土台は国語力】

世界の学力ランキングで常に上位にいるフィンランドの教育の秘密は

徹底した絵本の読み聞かせにあるといわれています。

フィンランドの世界一の学力の作り方とは?
絵本の読み聞かせはいつまで?

【6歳までで子どもの脳の発達は9割決まる】

理想は6歳までに大量の絵本を繰り返し読むこと。

塾よりもなによりも、お母さんが繰りかえし本を読んであげることが大切です。

脳の発達にやってはいけないこと

テレビとスマホです。

マイクロ波が子どもの脳には悪影響を及ぼします。

脳科学者の東北大学・川島隆太教授が

仙台市教育委員会と共同で実施した

「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」で

スマホ・携帯電話の長時間使用が学力に影響を与える

と調査結果がでているのです。

1日7分の根拠

目標は6歳までに3000冊を読むことです。

0歳から読み始めて6歳までの終わりまで合計で3000冊読んでください。

繰り返しでもOk.

3000÷7年=約430冊

1年間に430冊が目標。

1日に1冊とすこしですね!

1日に7分、1冊読んであげてください。

7分というのは絵本が1冊読める時間です。

7分くらいだったら、1日の中で作れるのではないでしょうか?

小学校中学年でもまだ間に合います。

小学4年生が分岐点。

10歳くらいまでに国語力をつけておかないと大変です。

なぜなら、4年になると算数が急に難しくなり

文章題がお手上げになる子どもが多くなるからです。

原因は国語力の不足。

読み聞かせをたっぷりしてもらったこは

カンが働くような感じで勉強ができるのです。

字が読めるからと言って、「ひとりで読みなさい」は禁止

絵本は絵と文でできています。

絵を見ているときは文を読めないし、

文を読んでいるときは絵を見れません。

絵と文、両方をいっぺんに把握できるのが「絵本の読み聞かせ」。

絵を見ながら、文を聞くことができるから。

絵を見るときは感性の脳である右脳が動く。

文を聞いているときは理性の脳である左脳が働く。

右脳と左脳を同時に育てているのが、絵本の読み聞かせ。

感性と理性を同時に育てているのです。

バランスよく発達させるのが大切です。

テレビやゲームは

分かった気になって、じつはわかっていない。

考える力は育ちません。

脳が楽なことになれると、

考えることを嫌だなあと思う習慣がついてしまうそうですよ。

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