読み聞かせは幼児の成長にどんな影響があるの?

読み聞かせは幼児の成長にどんな影響があるの?

読み聞かせは子どもにいい影響を与える!」って聞きますよね?

私自身もなんとなく周囲からそう聞いたから

一生懸命、読み聞かせをしてきました。

息子は8歳になりましたが

その成長をみて「やってきてよかった」と感じています。

本を読んでもらうのが大好きだし

(自分ではまだまだあまり読まないけど、そのうち読むでしょう!!)

表現力が男子にしてはあるほうです。

と、体感はあるのですが

研究とか、理論とか、脳科学的にはどうなんだろう?

とふと思いまして

脳科学的に絵本の読み聞かせの効果は説明できるのか、すこし調べてみました。

読み聞かせの良さは脳科学的に説明できるのか?

まず社会科学的に実証されてきた理論を調べてみました。

幼少期の読み聞かせをする」ことで

読書の習慣がつく

そして「読解力=学力がつく

という研究があるようです。

読解力は国語だけでなく、

数学や理科の点数にもいい影響を与えている、

ということが実際の調査・研究でわかっているのです。

算数の問題文を解くにも言葉の理解は必要ですからね。

やはり、読解力は学力の基礎なのです。

つぎに脳科学的な観点からみてみます。

読み聞かせをすることの効果が

「自分で読書をする力がつく」ということなのであれば

逆に読み聞かせをしなくても

自分で読書をする力がつけば、

読み聞かせても読み聞かせなくてもいい、ということになりますよね?

もちろん、絵本にはそのほかにもいっぱい効果がありますし、

これは最終目標が「読解力」だとした場合です。

じゃあ、読み聞かせをしないで

読書をする力はつけられるのでしょうか?

読み聞かせなしで文章を読む力はつけられるのか?

子供が字を読めるようになるのは5~7歳頃

識字能力の発達のカギとなるのが

脳内に生成されるミエリンという物質だそう。

充分な量がでるようになると、

識字能力の獲得につながるとのこと。

この能力がなければ、本は読めません。

つまり、この年齢より前に本を読ませようとすることは

生物学的には難しいということになります。

やはり、ある一定以上の年齢になるまでは

本を読む力を得るのは難しそうです。

5~7歳でホルモンがでるときは

ちょうど学校でひらがな、カタカナ、漢字を学ぶとき。

ここで識字能力を獲得し

読書する力を得ることが出来るということになります。

でも、ここでひとつ疑問。

これまで本の世界を全く楽しんでこなかった子が

読めるようになったからといって

いきなり読書が好きになれるでしょうか?

小学校入学時で語彙力の差は3200万語?

読み聞かせ経験がない環境で育った子ども

読み聞かせ経験がある環境で育った子どもとでは

小学校入学時点で語彙力で、非常に差が開いてしまうという調査があります。

その数は3200万語!。

3200万語の語彙の差がでるというのです。。。
(そんなに私たち、言葉を使っている?)

そうするとやはり

識字能力に適切な年齢の

絵本を触れておいたほうがよさそうですね。

生後5年間にどのくらい読み聞かせていたかが

読解能力に影響する

という話もあります。

小学校に入り、スムーズに自分で読めるようになるためにも

5歳までの読み聞かせが非常に重要なのです。

2歳~5歳までの子どもは毎日新しい言葉を覚えていく

2歳~5歳までの子どもは、

新しい言葉を1日2~4語覚えるといわれています。

5歳児時点で獲得する語彙は1万前後といわれていますが

この獲得方法は

周囲が声をかけた言葉やテレビ、読み聞かせから覚えた単語なのです。

識字能力はまだなくても、

読み聞かせなどから十分に語彙を増やすことができ

その理解力があるからこそ、

就学してからの識字能力が発揮されるのだと考えられます。

文章を耳で聞く、ということは

そののちに読解力を育てるうえで非常に重要だということです。

日常会話で習得していた語彙がでてくるとは限りません。

語彙として頭にインプットされ

やがてひらがな、漢字を覚え、文章を書くことを覚えたときに

その蓄えが一気に開花するのです。

つまり読み聞かせは脳にいいの?関係ないの?

まとめます。

・2~4歳の子供は毎日2~4字言葉を覚える。

 そのもとは、家族の声掛けやテレビ、絵本などから。

 その積み重ねが

 就学年齢になると最大3200万語の大きな語彙の差になる。

・識字能力は5~7歳で習得。

 習得し始めたときに

 それまで積み重ねてきた語彙力、表現力が花ひらく。

結論。

読み聞かせは、できる限りするべきである。

言葉を自分で読めるようになる就学年齢までの

語彙力のこつこつ貯金だと思え!

それが読解力(学力)に結びつくのです。

「おしゃべりじょうずね」といわれたい

オトナが子どもにかける言葉で

わたしのすきな言葉の一つに

「おしゃべりじょうずね」というのがあります。

じつは私、初めて聞いたとき

なんか馬鹿にされてる感じがしたのですが

それは大人だからで、子どもの立場から考えるとと

「おしゃべりじょうず」ってすごいことなんですよね!!

本当に幼児期の短い期間しかいわれない言葉なので

とっても貴重な言葉だなあと思います。

(嫌味でいわれることは、ちょっと大きくなるとありますね)

もしお子さんがいわれたら、たくさん喜んでくださいね。

ママの読み聞かせの効果が出てるってことですよ!