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読み聞かせは小学生も。学力1位のフィンランドの場合

「絵本の読み聞かせは、いつまで続けていますか?」

そんなことをリサーチすると、だいたいは「小学校入学する前まで」という回答が多いようです。

専門家の方の意見によると、この小学校入学時というのが「本を読む子」になるか、「本を読まない子」になるかの境界線なんだそうです。

実際、読み聞かせをずっとしてきたとしても、子どもが自分で読むようになるかどうかはわかりません。たとえ本が大好きだったとしても、です。

それだけ自分で読むのって、実は大変なんです。

 

どのように促したらスムーズに、読み聞かせ → 自分で読書 に移行できるかを知りたいですよね?(私は知りたい!!笑)

学力テストPISAで1位のフィンランドが、どんな読書の取り組み方をしているかをご紹介したいと思います。

学力テスト1位の北欧・フィンランド

北欧・フィンランドといえば、550万人しかいない人口のなか、(北海道の人口とほぼ同じ)PISAテスト(OECDが行う15歳対象の共通テスト)で、学力が世界のトップになった国です。

日本のみならず世界から学校に視察が訪れるなど、その教育方法に注目があつまっています。

フィンランドは1995年頃、教育方針を大きく方向転換します。

1991年のソ連崩壊で5人に1人が失業するという深刻な危機に陥ったことをきっかけに

新たなフィンランドの担い手を養成すべく、大きな教育改革に踏み切ったそうです。
(その後、何度も教育を見直しています)

 

新しい指導要領は120ページほどの薄いものでした。

学習カリキュラムや指導法、評価法などを再検討して、必要最小限のモノに絞ったため、従来の3分の1以下になったそう。

結果、2004年の国際学力調査テストPISAでフィンランドは1位を獲得。

その後、上位を維持しています。

 

フィンランドは決して詰めこみ教育をしてきたわけではなく

「競争しないこと」

「自主的に学ぶ力を育てること

をしてきたら、世界のトップになったようです。

ちなみに教師は大学卒業後、教師養成の期間が5年もあります。

決してお給料がよいわけではないですが、尊敬される仕事として子どもたちから人気があるそうです。

学校と家での読書が学力の基礎

フィンランドと日本では異なることがたくさんありますが、すぐに日本でも取り入れられることもあります。

それは「家庭での読書に力をいれること」。

フィンランドでは勉強することは読むこと、と考え、読書に力をいれています。

やはり国語力はすべての学力の基礎なんですね。

フィンランドでは、学校に加え家庭での読み聞かせも推奨しています。

 

日本でも小学校でも図書の時間がありますし

積極的に本と関わりあいがもたれます。でもそれは小学校まで。

中学校からは自主的に本を読む子だけが読む、という形になります。

そうならないためには

積極的に「家庭」で本を読む習慣をつけさせる必要があるのです。

 

フィンランドでは「家」でも、親がまず読み聞かせてから、「続きを読んでみて」などと音読を促します。

そうしながら少しずつ、読書する習慣をつけていくとのこと。

冬が長く、家にいる時間が長い北欧ですから、暖炉の前でゆったり本を読む、なんていう時間がありそうですよね。

小学生になったからといってパタッとやめるわけではなく、小学生になっても読み聞かせを続けていき、少しずつ、自分で読めるように促していくそうです。

本や絵本は知識の宝庫ですので、小学生のうちにたっぷり本を読んだり、読み聞かせをしたりしてもらったりして、基礎学力(読書力)をつけてほしいですね。

ちなみにフィンランドでは2016年の学習指導要領改訂で

国語、算数などの教科をなくして総合的な授業をしているとのこと。

1つの授業の内容が横断的となり、国語も理科も算数もでてくる授業になったそう。

本来の知識というのはそういうものだと思うので、これはすごく理にかなっているなあと感じました。

小学生 低学年におすすめの本2選

自分で読めるようになるか重要な時期である、小学生1、2年生にあったオススメの本をご紹介します。

作:宮川ひろ
絵:林明子

2018年12月に作者の宮川ひろさんがなくなられたそうです。

47年の作家生活の間にたくさんの本を書かれました。

読みやすくて、内容もとても深いテーマが多かったです。

「しっぱいにかんぱい」などは代表作ですね。

 

「びゅんびゅんごまがまわったら」は絵を林明子さんが描いていたことがきっかけで購入しました。

 

エキセントリックないでたちの校長先生と子どもたちのやりとりがおもしろくて、息子といっしょにわくわくしながら読みました。

ここまで子どもたちに近い校長先生はいないかもしれないですね。

学校のなかにまるでフィンランドのような森があって羨ましいかぎり!

竹馬、くぼかざり、タンポポびな、くさぶえなど、昔の遊びがいくつも登場するので、ゲームがなかった時代の遊びを伝えるのにとても良いと思います。

「コマ」がテーマになっているので、男の子も興味をもってもらえる一冊です。

適度な文字量があるので、半分読み聞かせ、途中からお子さんに読んでもらうのに、ちょうどいいと思います。

ぜひおうちに持っていてほしい一冊です。

運営者
ティアラ
小学生の息子の母です。息子は絵本のおかげで言葉も発達し、元気な小学校生活を送っています。絵本、勉強(息子&私)、プログラミング、キャンプ、マネーのことなどを書いていきます。