こんにちは。ティアラです。
言葉の発達が遅かった息子のために、一生懸命「絵本の読み聞かせ」をしてきた私。
おかげ様で言葉もかなーり発達し、最近は言い負かされることもしばしばです。
でも「絵本は読んでもらうもの」と思ってしまった息子は、自分から読むことはしません(マンガのぞく)。
図書館から数冊借りてきても、それは私が読み聞かせるためのもの。
そろそろ字を読むのに慣れた小3だから、自分でも読んでほしいなーと思っていたら、運命の日がやってきました!!
「これ面白い。本ってはまる!」まさか息子の口からそんなセリフが聞けるとは!
前日に「おれって、なんでもすぐ飽きるんだよー。だめなんだー」と大人みたいなことを言っていた息子。
なかなか大人っぽいことをいうなと思いつつ、たしかに飽きっぽいけど、それは親の私も同じ。私は趣味のブームが定期的にやってきます。
息子がふだんやることといえば
・くれよんしんちゃん、ポケモン、ワンパンマンのビデオをノンストップで見る
・youtubeを見る
・カードづくり(ポケモンの画像を見ながら絵を描く)
・プラパンづくり
・工作(ガチャづくり)
・折り紙
・LaQ
が、土曜日や空いた時間でやっていることです。
ゲームを与えたら、きっとすべての時間はゲームになるでしょう(笑)
ゲームをやれば「飽きない」だろうけど、私はそのまえに自分の好きなことをたくさん見つけてほしいと思っているので、あえて暇な時間を作りたいと思っています。いまの小学生は本当に忙しいから。
で、そんな前日のセリフがあった息子ですが
「なに、これ面白い」とある本を読み終わってつぶやきました。
こちらの本です!!
「しゅくだいなくします!」
作:後藤竜二
絵:佐藤真紀子
ポプラ社
明らかにタイトルに共感して選んだでしょ!!という題名ですが、1週間ほどまえに息子が図書館で借りた本です。
1年生のごんちゃんは宿題が大嫌い。今日も宿題をやってこなくて・・・
いつもなら夜寝る前に私が読まされるはずですが、最近は時間がなくて読めませんでした。
息子はパラパラとベッドの上で読み始め、20分後には「なにこれ!!面白い。もっと読みたい」と叫んでました。
小学3年生はお金をテーマにした話に興味津々
続いて読み始めたのが、同じ日に借りたこちら
「1円くんと五円じいちゃん ハラハラきょうりゅうえんそく」
作:久住昌之
絵:久住卓也
ポプラ社
異様にお金に興味を持ちはじめてきた息子。
どうやったらメルカリで売れるのかを日々、聞いてきます 汗。
そんな息子にお金をテーマにしたお話しはぴったりなようです。
この本を読み終わったときに、顔を上げて
「本て面白い。はまる!」といっていました。
私はとってもうれしい気持ちを抑えつつ、「よかったね!本の面白さがわかって」といいました。
やっと本の面白さに目覚めたのかな?
そのあとは「どっちがつよい?」を読んで(これは漫画だけど)、その日はなんと3冊も読んだことに!!
本を読む男子に育てたい。母の野望
自分では決して本を読まない息子が、ようやく本を読んでくれるようになって、成長を感じた日になりました。
本は出会いだから、面白くない本に出合うと、大人の私ですら「本を読もう」という気もちがなえます。
本人の志向を知り、どれだけ面白い本を紹介できるかが本好きにする勝負!!かも。
本を読む体力さえつければ、今後はいくらだって読めるようになるわけですから。
時間のある小学生のうちに、良い本にたくさん出合わせたいです。
読書好きの男子って、それだけかっこよくないですか? ←完全に自分の趣味