こんにちは。ティアラです。
子育てをしているとお子さんの行動が気になりますよね。
「いつも動いてて心配」
「片時もじっとしてない。なにか病気なのかな」
「ADHDってあてはまるのかな」
などと感じていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
すこし不安に感じているママにお勧めしたいのが絵本の読み聞かせです。
じっとしていられないのは、好奇心がいっぱいだから
息子もそうでしたし、弟もそうでした。
弟についてはまき三輪車でフラフラ外に出かけてしまうので、事件にまきこまれないか、母もひやひやしていたそうです。
ここに座っててね、といってもぜんぜん一か所に座っていない!
「お友達の女の子はしっかり座っているのに・・・」と気になりますよね。
もしかすると、元気な女の子のママは同じ思いかもしれません。
「ADHDでそういうのがあるっていうけど」
「大丈夫なのかな?」と心配になりますよね。
では、聞きますが、
みなさんは長いこと座ってられますか?
仕事でもわたしは1時間ごとくらいに立ってしまいます。
小学校の授業だって45分が限界。大学だって90分が限界。
それより小さいお子さんなら10分が限界です。
なぜ子供は座っていられないのか。
それは「好奇心がいっぱい」だからです!
2歳~3歳頃は自分が他人とは違うということがわかり、自分が好きなものを自覚する時期。
周りを見回して、自分の好きなものはどれなのか、確認しているのです。
「これがおわったら見よう」なんてことは考えないので、即座に体が動くわけです。
2,3歳で落ち着かない子と判断するのは早い「
2歳のお子さんをもつ友達から
「うちの2歳の子が落ち着かなくて困る。多動かも」と相談されました。
2歳ですよ!!
動いてなんぼ!だと思います。
落ち着いていた方が逆にこわい。
でも心配になる気持ちも痛いほどわかります。
うちの息子も多動気味で、かなり心配でした。
4歳で習い始めた英語の習いごとでも座っていることができず
ちょこまかちょこまかと動き、見ている私がイライラ。
「周りのお子さんはできてるのに!」と悲しくなりました。
小学校で座っていられるのかなと、本気で心配したものです。
で、小学生になってどうなったかというと、
1年生の1学期、最初の授業公開にいったときのこと。
なぜか立ち上がって落とした鉛筆を拾ったり、友達の落ちてる防災頭巾を拾ったりと、ぜんぜん落ち着いてない!!笑
なぜ鉛筆落とす? なぜ授業中に防災頭巾を拾う? と突っ込みどころ満載でした。
が、45分中の7割は座っていました。
7割が及第点かどうかはわかりませんが、私はほっと胸をなでおろしました。
ただここまでなるまでには「絵本の読み聞かせ」がよい影響を与えたのだと思います。
絵本の読み聞かせは「好奇心」を満たしてくれます

息子は2歳から始めた絵本の読み聞かせによって、大きく変化しました。
そのひとつが「集中力」です。
絵本を読む5分~10分だけは集中して聞けるのです!!
もちろん最初はページを触ったり、どこかへ行ってしまったりしましたが
「面白い」とわかると、微動だにせず聞いています。
これは周りに探しにいかなくても「好奇心が満たされるから」なのだと思います。
2歳くらいのときに耳をそばだてて、楽しんでくれたのが、谷川俊太郎の「もこもこもこ」です。
擬声音、擬態音がなぜそこまで子どもの興味をそそるのか、本当に不思議です。
谷川俊太郎は本当に言葉の天才!と毎回、谷川さんの本に出会うたびに感心します。
ちなみに1年生のときの担任の先生も谷川俊太郎が大好きで、授業を休んで、ご本人に会えるセミナーに行ってました(笑)
もう少し大きくなったらこの本もおすすめです。
「これはのみのぴこ」
ちなみに現在息子は3年生ですが、今もこの本を楽しんでいていまだ暗唱しています。
この本も本当に見事な展開ですよね。
ちなみにですが、この本も親子で好きを深めるのにおすすめです。
前と後ろから、ママとお子さんがそれぞれコメントを書いていく本です。
好きな食べ物や、すきなこと、などをつづっていきます。
1年生のとき、中途半端に書いていて放置していたのですが、いま読み返すと、当時どんなものが好きだったのかわかります。
とてもいい思い出になりますよ。